NからSに替わって早半年。
両塾を比べてどっちがきつい?

単純に競争の激しさというか程度から言うと、優秀層が集まるサピの方がずっときついです。
5年生、10月のマンスリーの平均点がそれ以前に比べて20点以上(500点満点)上がっちゃうし、ちょっと勉強したくらいじゃ点数は上がっても偏差値は上がりません。
問題が簡単だったという説もありますが、11月も平均点はそのままでしたね・・・。

単純に皆さん頑張ったって事じゃないですか?
下位層が抜けていった事も影響あるでしょう。

サピは人知れず辞めていきますね。
気がついたら居なかったって感じで、テストの平均点もすこしづつ上がっていく。

Sの偏差値50の子達って皆さん、ガチなんですよ。
家庭学習もしてるし、上位に行こうと必死でもがいてる。
親子で頑張ってるご家庭もたくさん。
クラス分けもNに比べて細かいのでテスト毎の昇降が非常に激しい。

それに対してNの偏差値50はずっと温度が低かったっていう印象ですね。
クラス分けも一クラスの偏差値幅が広い、2ヶ月毎の平均査定と言う事もあって昇降がSに比べて多く無い。
そのせいもあってか、今思えばゆったりしてました。
Nの偏差値50から58へのアップは本科テキストの見直しと栄冠を2-3回やってれば誰でも行けるレベルだと思いますが、Sの偏差値50から54(上位1/3)に上がるのはそれにくらべてずっとキツかったという印象です。

授業の内容と宿題の量はどうか?
Nの上位Mクラス(N偏差値58以上)とSの中ブロック(S偏差値50-55)を比較した場合の話です。
授業の内容は社会を除いた算国理に関して、Nの応用クラスならSの中位クラスとそれほど変わりません。
算数なんかはNの応用の三コマ目の方がSの授業よりずっと難しかったってウチの子が言っております。
国語の読解もNの三コマ目はSより論理的、丁寧で分かりやすかったそうです。
宿題はサピが圧倒的に多いですね。
サピの宿題は演習がとにかく多い、しかもちょっと前にならった単元の復習の演習が加わってるので量はやたらと多いです(特に算数と理科)。
算数もNが一問で済ますところを数字を替えて二問出してくるので単純に倍くらいの演習量になります。
国語と社会に関しては5年生の夏休み以降に語句のテストが毎週のデイリーチェックに組み込まれるので月に一回のNよりはその分がきつい。 覚えないといけない漢字の量もNよりSの方が多いです。
社会は地理分野に関してはSはNより圧倒的に深かったです。
SはNに比べ総じて演習量が多くやりこなすのはそれなりに大変です。

因みにNからSへ転塾すると偏差値で10くらい下がります。
理由の一つは進度せい。
算数と理科はNよりSの方が進みが速いので入室テスト受けるとどうしたって未修単元が出てくるのでその分の出来が悪い。 その時のテストによりますがだいたいこれで2-3ポイント位は下に出るかと。


















2019年6月に日能研からサピックスに転塾したその後。

■ 6月(入塾) ~ 8月(夏期講習)、9月
取り敢えず、授業の振り返りと宿題に定期的なテスト(マンスリー)に向けた復習を家庭学習の中心に置き、高得点を目指すという方針にしました。
マンスリーで高得点をとり続けていれば範囲指定の無い実力テストやSO(サピックス・オープン)の偏差値もそのうち上がるだろうというN時代から続けた方針そのままです。

Nは二週間毎の育テであったに対して、サピは1月毎。
二週間毎のサイクルになれていたせいもあり、この1ヶ月毎サイクルが正直キツかった。
範囲が非常に長く感じられ準備は大変だと感じられました。
しかも、テスト毎に範囲が4週間分であったり、5週間分であったりと毎回微妙に違うのでなかなかなれませんでした。
宿題の量はNのM上位とそれほど大差無かったのです。
算数に関してもサピの中位クラスだったせいか? Nの三コマ目応用講座の方が難しかったです。
ただ、社会と理科が難しく時間が掛かったこともあり復習と言っても宿題やるのがせいいっぱい。
6月、7月のマンスリーは特にテスト対策できずに臨む羽目になりました。

偏差値は52程度 (マンスリーと実力テスト) 安定はしてましたwww

サピにもちょっとなれたかな?
夏休みの夏期講習に関しては今までの「受けっぱなし」を反省して授業の後の家庭での復習にも時間を掛けたつもりでしたが、
・ スケジュールがタイトで日々の詰めこむ量が多すぎた。 
・ 後半ダレた。 
・ テスト対策の総復習が甘くて講習前半の内容が抜けてしまった。

せいで講習後のマンスリーの結果は酷い結果となってしまいました。
サピの生徒はこのへん、上手にテスト対策出来る様子、出来なかったウチの子は沈むはめに・・・。

Nの時は夏期・冬季の講習後テストでは家庭で特に復習やテスト対策しないでも偏差値で60くらいいってましたが、サピックスの夏期講習はそんな甘くなかった。
偏差値50がやっと。

この間のマンスリー、実力テストの偏差値は50は超えますが50ちょっとって感じですね。


■ 10月~
マンスリー前の2週間は宿題のルーティン以外に週末をメインに指定範囲の総復習をすることにしました。 
偏差値:55-58



 サピには優秀な子が集まるって分かってはいましたが、聞きしに勝る凄さでした。
日能研の上位1/5くらい、偏差値でいうと58以上の上位Mクラスの子がサピへ転塾すると偏差値50になっちゃうわけで・・・。
サピの半分以上がNの上位Mクラスの子?
Nの普通Mクラス(上位1/3、偏差値54)だったらサピの偏差値50とかとても無理です。
偏差値45行かないんじゃないですかね。

 10月以降は家庭学習にも慣れてマンスリー前にはそれなりにテスト対策してきたつもりです。
ジリジリと偏差値上がってきましたがそれでも上位2割に入れません。
考えてみたらサピの普通(偏差値50)は皆さん、頑張れる子供達ばかり。
家庭学習もやってる子がほとんど。
基本、勉強出来ない子とか皆無www
学校じゃ間違い無く優等生。
そんな子ばかりで競い合ってるわけですから、5年生の11月、ちょっと頑張ったくらいじゃ相対評価である偏差値はなかなか上がりません。

恐れ入りましたw








グノーブルの説明会と入塾テストを受けてまいりました。
しかし、個性的な塾ですねここ。
最寄り校はまだ出来て半年という事もあっていまだ合格実績すらない。

塾の基本理念は、
子供達の「知の力」を増やすのが目標だと・・・
子供達との信頼関係構築を重視している。

5年生は一クラス7-8人で能力別に2クラス制。
居残り上等で分かるまで帰しませんwww
勉強に関しても講師の裁量が他の大手集団塾より大きいので指導に関しても柔軟性がある。

啓進塾と似ているかな?
ただ、カリキュラムは啓進塾よりはっきりと教えてくれるので、お子さんと伴走して中受したいというご家庭にはより安心かも。
サピックスだと無味乾燥な中学受験での塾通いになっちゃうのでは?
とか予想してますが、ここだったら楽しく勉強出来るかな?

とか思わせてくれるだけの塾ではありますね。
人気があるのもうなずけます。







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