カテゴリ: 中学受験


2019年6月に日能研からサピックスに転塾したその後。

■ 6月(入塾) ~ 8月(夏期講習)、9月
取り敢えず、授業の振り返りと宿題に定期的なテスト(マンスリー)に向けた復習を家庭学習の中心に置き、高得点を目指すという方針にしました。
マンスリーで高得点をとり続けていれば範囲指定の無い実力テストやSO(サピックス・オープン)の偏差値もそのうち上がるだろうというN時代から続けた方針そのままです。

Nは二週間毎の育テであったに対して、サピは1月毎。
二週間毎のサイクルになれていたせいもあり、この1ヶ月毎サイクルが正直キツかった。
範囲が非常に長く感じられ準備は大変だと感じられました。
しかも、テスト毎に範囲が4週間分であったり、5週間分であったりと毎回微妙に違うのでなかなかなれませんでした。
宿題の量はNのM上位とそれほど大差無かったのです。
算数に関してもサピの中位クラスだったせいか? Nの三コマ目応用講座の方が難しかったです。
ただ、社会と理科が難しく時間が掛かったこともあり復習と言っても宿題やるのがせいいっぱい。
6月、7月のマンスリーは特にテスト対策できずに臨む羽目になりました。

偏差値は52程度 (マンスリーと実力テスト) 安定はしてましたwww

サピにもちょっとなれたかな?
夏休みの夏期講習に関しては今までの「受けっぱなし」を反省して授業の後の家庭での復習にも時間を掛けたつもりでしたが、
・ スケジュールがタイトで日々の詰めこむ量が多すぎた。 
・ 後半ダレた。 
・ テスト対策の総復習が甘くて講習前半の内容が抜けてしまった。

せいで講習後のマンスリーの結果は酷い結果となってしまいました。
サピの生徒はこのへん、上手にテスト対策出来る様子、出来なかったウチの子は沈むはめに・・・。

Nの時は夏期・冬季の講習後テストでは家庭で特に復習やテスト対策しないでも偏差値で60くらいいってましたが、サピックスの夏期講習はそんな甘くなかった。
偏差値50がやっと。

この間のマンスリー、実力テストの偏差値は50は超えますが50ちょっとって感じですね。


■ 10月~
マンスリー前の2週間は宿題のルーティン以外に週末をメインに指定範囲の総復習をすることにしました。 
偏差値:55-58



 サピには優秀な子が集まるって分かってはいましたが、聞きしに勝る凄さでした。
日能研の上位1/5くらい、偏差値でいうと58以上の上位Mクラスの子がサピへ転塾すると偏差値50になっちゃうわけで・・・。
サピの半分以上がNの上位Mクラスの子?
Nの普通Mクラス(上位1/3、偏差値54)だったらサピの偏差値50とかとても無理です。
偏差値45行かないんじゃないですかね。

 10月以降は家庭学習にも慣れてマンスリー前にはそれなりにテスト対策してきたつもりです。
ジリジリと偏差値上がってきましたがそれでも上位2割に入れません。
考えてみたらサピの普通(偏差値50)は皆さん、頑張れる子供達ばかり。
家庭学習もやってる子がほとんど。
基本、勉強出来ない子とか皆無www
学校じゃ間違い無く優等生。
そんな子ばかりで競い合ってるわけですから、5年生の11月、ちょっと頑張ったくらいじゃ相対評価である偏差値はなかなか上がりません。

恐れ入りましたw








グノーブルの説明会と入塾テストを受けてまいりました。
しかし、個性的な塾ですねここ。
最寄り校はまだ出来て半年という事もあっていまだ合格実績すらない。

塾の基本理念は、
子供達の「知の力」を増やすのが目標だと・・・
子供達との信頼関係構築を重視している。

5年生は一クラス7-8人で能力別に2クラス制。
居残り上等で分かるまで帰しませんwww
勉強に関しても講師の裁量が他の大手集団塾より大きいので指導に関しても柔軟性がある。

啓進塾と似ているかな?
ただ、カリキュラムは啓進塾よりはっきりと教えてくれるので、お子さんと伴走して中受したいというご家庭にはより安心かも。
サピックスだと無味乾燥な中学受験での塾通いになっちゃうのでは?
とか予想してますが、ここだったら楽しく勉強出来るかな?

とか思わせてくれるだけの塾ではありますね。
人気があるのもうなずけます。







東京都市大付属中高学校 学校説明会
に行って参りました。

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ウチからだと二子玉川からバスで20分以上。
二子玉川までの電車通学も含めてドアツードアで50分は考えかないとならんですかね。

バスは混んでいて、道は混んでいてノロノロ運転。
普段バスに乗る事自体慣れていない私はもうこれだけでうんざり。

しかし、学校自体は生粋の男子校って言う雰囲気、部活も活発。
校内を歩いて生徒達を見た印象に関しては中大付属横浜よりずっと好印象。

学校説明会は生徒の参加が目立っていて面白い。 ブラスバンドの演奏もあるし、司会は子供達がする。
説明会に参加する親達が知りたい事はこの学校に自分の子が通ったらどの様な生活をする事になるのか?
そういうのを説明会から少しでも感じたい・・・。
じゃないですか?

東京都市大学付属中高はこの辺の見せ方がとても上手。
説明会に出席する親の気持ちをきちんと理解している。
もしかして、専門のコンサルタントに頼んでいるの?って思える程。
中大・横浜の説明会は眠くなったのですがココは眠くならずにあっという間に説明会が終わりました。

卒業生の出口、進学実績に関しては上がり基調?
らしいです。
受験日を増やして少しでも優秀な子を集めたい。
パンフレット見てても学校の意気込みが伝わってきます。
受験生の受験日別の併願パターンを紹介してくれるとかこの学校くらいじゃないですか? 笑笑
校長先生は「卒業生の合格実績だけが重要じゃない、生徒と教師の顔をもっと見てくれ!」って言ってましたが親としては卒業生の進路ってやはり気になる。
一類、二類の難易度別クラス分けもあり、一類は国公立進学コース。
入試の難易度も上がっている。
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体験授業もあります。
算数。 

個人的には世田谷学園と迷う学校ですね。
世田谷学園がココ7-8年入試難易度がジリジリと下がってる。
2019年の進学実績が良くて雑誌などでは「お得な学校NO1」として紹介されだした。
このところ、ずっと下がってきた世田谷学園の入り口偏差値がこの結果を受けてどうなるか?
2020年の結果は、2014年中学入学の生徒達の結果となるのですが、前年から比べってガクッと入り口偏差値が落ちる年。
NのR4結果偏差値を見る限りだと準難関から中堅に落ちた年。
その子達の受験結果が2020年に出る。
どうなるかな?

出口実績って、結局は入学時の子供達の学力次第なんですよね。
世田谷学園の2019実績は2013入試の子達の実績。
2013入試は今より偏差値で5ポイントくらい上だったはず。

世田谷学園は来週オープンキャンパス。


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サピックスに子供さんを通わせているご家庭御用達と言われているA3コピー機、Brother MFC-J6983CDWがやって参りました。
ご近所のヤマダ電機で35000円(税抜き)。


選択の決め手は、サピックス生の諸先輩方々が言及なさっていた通り。

・A3コピー対応
・二段給紙トレイ
・普通に速い印字速度
・Wi-Fiでパソコンやスマホからのデータ入力と操作が可能。
・普通にリーズナブルなランニングコスト。
・お値段もそこそこ安い。

他機種と比べて機能別に見るとどれもベストって程じゃないのですがサピックス生に必須と言われる上記の上位四機能とご家庭に優しい下位の二機能がバランスよく備わっている。

専用インク(大容量)が10000円近くするので結局は45000円。

しかしでかいです。
カサもあるし重量も包装込みで30kg近くもあるので二人じゃない家まで運べません。
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そう言えば、専用台(1万円)も買ってましたw
専用台は引き出しも有ってA3用紙も収納可能。
リビングの隅っこに設置。
かなりの存在感です。

専用台、インク、本体含めて55000円でした。







今月末からサピックスに息子が通う予定となりました。

難関校に行きたいと思うようになった以降は、他塾に通わせながらもサピックスの事はずっと気にはなっていました。

これを気にサピックスへ転塾するというのはチャンスと言えばチャンス。

何かきっかけがないと5年生のこの時期になって、なかなか転塾する気にならんですよね、実際。

正直、不安しかないというのが本音ですがもうしょうがない。

サピックスだけ見ると悪い塾じゃもちろんないのですよ。
難関校実績ならサピックスの一人勝ちっていう状況が10年近く続いているのかな?

ついていければという条件付きですが、難関校への特急券。

当然、向き不向きもありますよね。


Nとサピックス、どちらの塾も経営の為、利益を出す為にたくさんの生徒を確保したい。

そのためのアプローチとして、少子化に鑑み「中受の大衆化路線」を目指しマーケットを広げて生徒数を確保したい日能研と、ひたすら「難関校実績の高さ」をアピールして生徒を集めようとするサピックス。
目的は一緒でもそのためのアプローチは大きく異なる。

将来性を考えたら日能研のアプローチの方が正解のような気がします。

難関校実績を上げるといっても、少子化のご時世、学校の数が増えるわけがない。
当然として難関校の数が増えるわけもなく、難関校合格実績右肩上がり路線っていずれは頭打ち。
行き詰まるのは必然。
サピックスは後発の分、先鋭化して分かりやすく顧客にアピール、既存の塾からの生徒を奪い取るしか生き残る道がなかった。
「難関校への合格実績」
シンプルで分かりやすいから顧客へアピールも容易。
マーケティング戦略の基本ですが、短絡的で長期展望に欠けるとも言えます。

首都圏、男子・女子の御三家だけで生徒数は2000人? そのうち、1500人が既にサピックス出身者 笑笑
ほとんど行き着くとこまで行っちゃったのでは?
周りみてても出来る子はサピックスってもう既に定番になってますから、これ以上出来る子を集めるっていってもレベルを落とさない限り拡大する余地が少ない。
生徒の質を落とせば実績が落ちる。

実績が落ちれば優秀な生徒が集まらない。

グノーブル なんていう少数精鋭塾も台頭してきつある。

どだい、少子化の流れの中で難関校合格者数で塾を大きくしようとすることに矛盾がある。
直ぐに行き詰まります。


それに対して、日能研は中受のネガティブな要素を出来るだけ無くして、受験者の裾野を広げていく路線なので少子化と言えども中受の割合が全国で7-8%の現状ではまだ拡大の余地があります。

サピックスに関しても生徒数の増加に伴い、最近は少し裾野が広がってきたという話も聞いてはいましたが、実際、ウチの子がNで転塾の直近の全国模試の偏差値が58、サピックスの入室テスト受けたら偏差値が49  笑笑
こういうの見ると、まだまだサピックスは圧倒的に優秀な子達を集めているんですよ。
合格実績の通りですね。
入会金もサピックスはNや啓進塾の倍 www
自習室も作らないし強気です。

もう、中受世界のブランドですらあります。


現状では中受の優秀層をごっそりもっていったって状況です。

Nの全国模試は選抜クラスであるMクラスの子だけの偏差値って出してくれません。
習熟度を測る育テは内容が選抜と一般では異なるので受験種別として分母をMクラス受験者とした順位のみ出してくれます。
息子の直近の育テでは3579人中、1300位とMクラスでも平均の上を行ってました。
それでもサピの入室テストは偏差値49だったわけです。 笑笑

NのMクラスは全体の30%を目安に基準点設けているといわれておりますが、うちの子はMでも上位クラスでした。

この辺は感触ですがサピックスに集まる子供達はNの上位20%以上の成績の子達が半分以上いたって事ですね。

授業やテキストの内容もとうぜんそれに準じた内容になっているはずなので楽しみといえば楽しみです。
ついて行けるかな?
不安は楽しみ以上にありますが・・・笑笑




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